
手書きのボランティアに行きました。
何もできないけれど、書くことだったら・・と思いながら。
家を流され、ご家族が見つからないという方が
いらっしゃいました。
見つからないご家族の名前を書いてほしいというご依頼。
書いて手渡すと、
「これでやっとすがるものができました。」
と涙を浮かべながら手にしてくださいました。
じぞうもじを、この時ほど
書かせていただいている、と思ったことはありません。
この時に、これから生きている限り
ずっとこのボランティアを続けよう、と思いました。
毎年3月11日に石巻で手書きのボランティアを
続けています。